やめやめ!

会社を、やめる!

 

根本的に会社員ということに全く向いていないというのがよくわかった。新しい組織の新しい上長が会社員とは、みたいなことをすごく言ってきて、会社員にであるためにここにいるわけじゃないのにな...としか思わなかった。というか、今までの組織が集団になじめない人たちの集団って感じで、過去の経験もいろいろで、組織や会社にとらわれているひとはあまりいなかったんだけど、それがすごくレアな環境だったのかもしれない。ユートピアの膜がやぶれて、日系企業の雲が立ち込め、勤労の美風がそよぐ地獄のお花畑になっちゃった。(賭博がなぜ違法なのかというと、勤労の美風を害するかららしい。意味わからなすぎて逆に大好き。)

 

この1・2年で得た一番の宝物は、フィードバックという行為・スキルだと思う。上司・部下関係なく、ファクトに基づいて正しいタイミングで良いことも悪いこともフィードバックすることで他人の可能性を広げられる。もちろんそれを受け取れる人とそうではない人がいて、全部の人に効果があるわけでもないし、自分が必ずしもうまくフィードバックできるわけではないけれど。良いことがあったら(ここでは感情も交えながら)褒め、良くない習慣があれば、タイムリーに、かつ感情ではなくファクトベースで伝える。他者はコントロールはできないけれど、その人のことをじっくり考えて、必要な情報を必要なときに与えてあげることはできて。これが立場関係なく周囲の人にできている人はとても少ないと思う。相手をコントロールしようとしたり、より負の感情で条件付けようとしたりしてしまう。そんなことをしてもその人の可能性は何も出てこないのにな。最近隣の部署で新卒がひどい育成を受けているのをみて(育成と呼べるのかもわからない)、そして同期も一先輩としてそれに加担してしまっているのをみて、なおさらフィードバックの大切さを思った。私も先輩/同僚/上司として周りの人にできうることをしてあげられたかというと必ずしも余裕がなくてできないこともあったけれど、それでもベストを尽くせたと思う。

 

奇しくも学校の夏休みと同じようなタイミングで有給消化期間にはいる。目一杯いろいろ考えて、いろんな人にも会いながら、頭をうにうにさせる時間にしよう!